【豊国校・中村公園校】実験クッキング〈バナナプリン〉
2025年9月2日
あすなろkidsでは楽しいイベントが盛りだくさん!
8月23日は実験クッキングを開催しました!
食材の性質を楽しく学んで美味しく食べられる企画です。
このイベントには以下のねらいがあります。
・材料をつかむ、混ぜる、こねる、切る、ちぎる、つぶすなどによって微細運動のトレーニング。
・感覚の刺激による感覚統合。
・自分で作ったものを食べることで食物への興味関心を育てる。
今回は、「バナナプリン」です。ゼラチンや寒天を使わずに、牛乳とバナナ、砂糖、レモンを使って固めていきました。牛乳に含まれるカルシウムによってバナナのLMペクチンが網目を作り、ゼリー状に固まります。実はバナナプリン自体は牛乳とバナナのみで作ることが出来ますが、ここにレモン汁を加えるとバナナの変色を抑えることが出来ます。バナナは切ったりするとポリフェノールが酸化して褐色の色素を作り出すため色が悪くなります。ちなみに砂糖は甘さを追加するために使います。
実験を始める前にグループの名前を決めてからバナナと牛乳を混ぜるとどうなるか、レモンを加えるとどうなるか各グループで予想していきました。色を予想したり、においや味を考えているグループが多くいましたね。
たくさん予想が出たところで実験開始!
バナナを一口サイズに切ったら、温める前にレモン汁を加えます。温め終えたら、材料を全てハンドルミキサーに入れて混ぜていきました。子どもたち同士で回数を決めてハンドルミキサーの紐を引っ張る様子が見られました。
冷やしてからの実験結果は、固まっているグループと固まっていないグループで半分半分になりました!しかし、味はバナナの素材本来の甘い味になりましたね。
次回の実験クッキングもお楽しみに!!