あすなろkidsでは、毎週水曜日にSSTを開催しています。
みんなでグループワークを楽しみながら、
社会で役立つスキルやコミュニケーション能力を磨いています。
1月25日は防災クイズ「つみきおに」SST「ほんとうのことならなんでも言っていいのかな」をテーマに開催しました。
防災クイズ
今回は不審者対策について「こども110番の家」や「つみきおに」というキーワードをもとに行いました。
「つみきおに」とは
つ・・・ついていかない
み・・・みんなと、いつもいっしょ
き・・・きちんと知らせる
お・・・おおごえで助けを呼ぶ
に・・・にげる
という意味があり、それぞれの意味について学びました。いつどこで出会うかわからない不審者には予防から行うのが大切ですね。
SST
今回のSSTでは場面ごとに合わせて「言っていいことなのか?いけないことなのか?」を考えました。
例(1)相手の名前から面白いあだ名を考えたので、そのあだ名で相手を呼ぶ。
(2)イラストを描いている子に「変な絵だね」と言う。
(3)徒競走で1位になった人に「足が速いね」と言う。
以上のような場面から考えました。
子どもたちの中には、状況や聞き方次第で、行動が『良い』とも『良くない』とも受け取られると考える子もいました。
そうした場面では、『どのような言い方や条件なら相手に受け入れられるか』について、子どもたち同士で互いに意見を交わしていました。
本当のことだとしても、伝え方によっては相手を傷つけたり、不快にさせたりすることがあります。
伝える言葉が相手をどのような気持ちにさせるのかを想像しながら、丁寧にコミュニケーションを取ることが大切だと学びました。