土曜日のあすなろkidsでは楽しいイベントが盛りだくさん!
2月8日は岩下先生をお招きして、国語教室の体験会を開催しました。
岩下先生のプロフィール
名古屋市公立小学校等、数々の学校での教師経験を経て、現在国語クリエイター日本語技術教育学会の理事を務めています。長年、授業に携わる中でわかってきた指導法を発信されています。各地の学校や研修会で授業、模擬授講和を行うなど啓発活動にも力を入れています。
今回は岩下先生の「子どもたちに楽しく国語を学んでほしい」という思いとあすなろkidsの「子どもたちが楽しく学習に向き合う機会をつくりたい」という想いがマッチし、今回のスペシャル授業が実現しました!


今回は、来年度の国語教室に向けた体験会を実施しました。
今年度の授業に参加した児童もいましたが、多くの子どもたちにとっては初めての国語教室となりました。
授業は前半と後半に分けて実施されました。
前半では、詩の音読や先生による物語の朗読を行いました。
岩下先生からは、文章を読むときのテンポについての説明がありました。読点(、)の位置で必ずしも間を取る必要はなく、逆に読みづらくなることもあるそうです。
さらに、文章の読み方の一つとして、一行読みの方法にも挑戦しました。一行読みとは、句点(。)で交代するのではなく、文字通り一行ごとに読む方法です。
文章の途中で読み手が変わるため、違和感なく読み続けるには、他の人の音読を意識して聴くことが大切だと学びました。
後半では、作文の作り方について学びました。
今回のテーマは「自分の好きな場所」です。
はじめに、今年度の作文をいくつか紹介しました。さらに、今回参加していた児童の作文が取り上げられると、その児童が前に出て発表してくれました。
その後、岩下先生から作文の作り方についての説明がありました。今回は体験会のため、いきなり文章を書くのではなく、用意された文章を正しい順番に並び替える形式で学習しました。
子どもたちは、文章のつながりを考えながら、意味が通るように並べ替えていきました。
終わった子の中には、「自分の好きな場所ってどこだろう?」と考え始める子もいました。
初めての参加に不安を感じていた児童もいましたが、授業が進むにつれて先生の話をよく聞き、積極的に発言する姿が見られました。
体験会が終わる頃には、「あっという間だった!」「四月から通いたい!」と話している児童もいました。
来年度の国語教室は四月から開催予定です。
また、皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています!