【豊国校・中村公園校】実験クッキング〈わらび餅スライム〉
2025年10月1日
あすなろkidsでは楽しいイベントが盛りだくさん!
9月27日は実験クッキングを開催しました!
食材の性質を楽しく学んで美味しく食べられる企画です。
このイベントには以下のねらいがあります。
・材料をつかむ、混ぜる、こねる、切る、ちぎる、つぶすなどによって微細運動のトレーニング。
・感覚の刺激による感覚統合。
・自分で作ったものを食べることで食物への興味関心を育てる。
今回は、「わらび餅スライム」です。加熱したり、冷やすことで起こるデンプンの性質の変化をわらび餅を作りながら実験しました。デンプンを水に溶かして加熱すると、デンプン分子の構造が崩れてすき間に水が入り込み、ネバネバした状態になります。この現象を糊化(こか)といいます。さらに、糊化したデンプンを冷やすと水分子が抜け出し、粘りが失われてゲル状の固体になります(老化)。デンプンの持つ性質が、楽しく変化する食感を生み出したのです。
実験を始める前にグループの名前を決めてから片栗粉を加熱するとどうなるか、その後に水で冷やすとどうなるかを各グループで予想していきました。グループそれぞれで面白い予想が出されていました。
たくさん予想が出たところで実験開始!
片栗粉、水、砂糖、ブルーハワイ(かき氷シロップ)を混ぜてホットプレートや鍋で加熱します。加熱はスタッフが行い、子どもたちは材料や加熱前に回数を決めて混ぜていました。加熱すると、水色から透き通る青色に変化しました。水っぽかったのがどろりと固まってきました。変化が始まってからはあっという間でしたね。
温かいわらび餅スライムを皿に乗せ、スプーンで混ぜてとろーりと伸びる感触を楽しみました。その後、絞り袋に入れて一口サイズに水の中へ入れて冷やします。冷やすとぷるんとした弾力になります。
完成後は特製のシロップをかけて美味しく頂きました!高学年の児童はもっと甘さが欲しいということでかき氷シロップを更にかけて舌が青色になっていましたね!
次回の実験クッキングもお楽しみに!!